大人になっても知りたがり
知識を『まったり探求』している
タクヤの備忘録です。
今回 気になった議題。
なんで 1年か365日で、曜日が 変な並びなのか。
1年 = 365日
私たちが1年を365日と定めているのは、地球が太陽を1周するのにかかる時間は
約365日6時間。これを基に考えられたからです。
暦を作る際に便宜上、
1年を365日とし、4年に1度、余った6時間を補うためのうるう年を導入したためです。
(余った 6時間 × 4年 = 24時間) = 1日
このように、地球の公転周期を基にして1年が定められたことで、季節の変化や天体観測などを正確に行うことができるようになりました。
ユリウス暦は、紀元前45年にローマの
ガイウス・ユリウス・カエサルが導入。
曜日の順番
1週間を示す曜日の名称の基準になっているのは天体です。
太陽と月 そして5つの惑星が基準で出来ています。
僕らが学校で習う惑星の並びは
太陽を始点として
『 水金地火木土 天海(冥) 』
なのに 曜日の順番は
月火水木金土日
… なんで こんな並びなの?
1週間の順番を決めたと されたのは
紀元前2年のバビロニア人とされています。
その頃の 時代背景として
紀元前2年頃は まだ 天動説が主流
天動説とは
地球が宇宙の中心で太陽や星々が周りを回る説
天文学者 クラウディオス・プトレマイオス
古代の占星術に由来した考えの元、
五惑星を距離の遠い順に並べると
『土・木・火・金・水』となり、
そこに『月と太陽』をプラスすると
土・木・火・日・金・水・月となる。
ここでも まだ 僕らの知る曜日の順番ではない。
次に
1日を24等分する。(24時間)
最初の時間
ここでは 理解しやすいように
便宜上、1時を最初の時間とします。
そして最初の時間を司った惑星が
その日を支配すると考えられてました。(プラネットアワー)
例えば
一日目の1時に 土星 を配置した場合。
土 → 木 → 火 → 日 → 金 → 水 → 月
①土②木③火④日⑤金⑥水⑦月
⑧土⑨木⑩火⑪日⑫金⑬水⑭月
⑮土⑯木⑰火⑱日⑲金⑳水㉑月
㉒土㉓木㉔火①日
2日目の1時は日になる。
3日目の1時なら月。
4日目は火。そして5日は水。6日は木となり、
こうなれば 僕たちの知っている曜日の順番になる。
これは
時間の24等分に対し 七耀(五惑星と日月)は7つ。
24 ÷ 7 = 3 余り3
つまりは 3つ ずれることになる。
(土)・木・火・(日)・金・水・(月)
余談
元旦の曜日が毎年、一つずつずれていくのと同じ現象。
365 ÷ 7 = 52 余り 1。
(※閏年の翌年は2つずれる)
以上
参考になりましたら幸いです。
また どこかでお目にかかりましょう。
𝑰 𝒉𝒐𝒑𝒆 𝒕𝒐 𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸
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