フランスのバイル首相が辞職という見出しのニュースを見た。
あれ?確か
フランスの大統領はマクロン大統領だったはず。よくよく考えたら僕は
「首相」と「大統領」の違いを知らないと思い今回、調べてみました。
首相
- 議会(国会)の多数派が選ぶ
- 行政のトップとして国を動かす
- 議会との協力が必要、信任を失うと辞めることもある
- 例:日本、イギリス
大統領
- 国民が直接選ぶ
- 国家元首+行政トップの両方
- 任期が決まっていて、途中でクビにはならない
- 例:アメリカ
半大統領制
- 大統領と首相の両方が存在
- 大統領=外交・国防、首相=内政
- 例:フランス、ロシア
目次
首相は生徒会長。大統領は校長。
首相は
内政(学校のまとめ役) 生徒会会長。
大統領は
外交(学校全体の顔)校長。
※どちらが偉いかはその国による。
各タイプの詳細
議院内閣制:首相タイプ(日本・イギリス)
議会(生徒会に例えると)から選ばれる首相が、行政のトップとして国を動かす仕組み。日本の内閣総理大臣やイギリスの首相がこれにあたるで。
- ポイント: 生徒会(議会)の信任が必要だから、内政は生徒会と協力しながら進める
- 豆知識: 生徒会長(首相)は生徒会メンバーが選ぶけど、学校全体の生徒(国民)が直接選ぶわけではない。
- 例えば自民党総裁選なら自民党員が選ぶ。
大統領制:大統領タイプ(アメリカ)
国民が直接選ぶ大統領は、国家元首であり行政のトップでもある。アメリカはこのタイプで、強い権限を持つ一方、生徒会(議会)と対立すると政策が停滞することもある。
- ポイント: 全校生徒(国民)が直接選ぶ「校長先生」型リーダー
- 豆知識: 校長先生(大統領)は任期が決まってるから、途中でクビにはならない。しかも外交や軍の最高責任者として、学校外への顔も担う
半大統領制:両方いるタイプ(フランス・ロシア)
大統領と首相の両方が存在し、役割を分け合う。フランスでは大統領が外交・国防、首相が内政の実務を担当する。二人の仲が悪いと政治がギクシャクすることもある。
- ポイント: 校長先生(大統領)と生徒会長(首相)の二頭体制。役割分担はあるけど、ケンカすると学校運営もうまく回らない。
- 豆知識: 「校長と生徒会長がドライブ中、ハンドルとナビを取り合ってる」ってイメージ
まとめ
ニュースで「首相」や「大統領」って聞いたときは、
「この国は生徒会長型(首相制)なのか、校長先生型(大統領制)なのか、両方いるのか」
って意識してみると、政治ニュースがグッと分かりやすくなると思います。
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