五大栄養素と日本の知恵:健康を支える食文化

五大栄養素 ライフスタイル
五大栄養素
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知識を『まったり探求』している
タクヤの備忘録です。

我々が毎日3食 食べている食事

僕はピンピンコロリ(PPK)の大往生で、人生を終えたいと考えてます。

ピンピンコロリ(PPK)とは、
病気に苦しまずに元気に長生きし、最後は寝込まずにコロリと逝くことを意味する
高齢者向けの健康増進を目的とした運動を指すこともあります。

自分の食生活の参考に五大栄養素と日本食について調べたので、残していきますね。

食は健康の基盤。日本食はそのバランスの良さと独特な文化によって、世界的にも注目されています。

五大栄養素を基に、発酵食品や腸内環境への影響、日本特有の食文化に触れながら、健康的な体づくりのヒントを探ります。

五大栄養素とは

1. 炭水化物

主にエネルギー源として活躍。

例:米、パン、麺類など。特に玄米は食物繊維が豊富で、腸内環境を整える役割も果たします。

2. タンパク質

筋肉や内臓、髪や爪を形成。成長や修復に必要不可欠。

例:魚、大豆(味噌、豆腐)、卵。

3. 脂質

エネルギー源であり、細胞膜やホルモン生成にも関与。適量の摂取が重要。

例:オメガ3脂肪酸を含む魚、ナッツ類。

4. ビタミン

体の調子を整え、免疫力を強化。

例:山菜、果物。

5. ミネラル

骨や歯の構成、神経機能の調整をサポート。

例:海藻(わかめ)、乳製品。


五大栄養素だけでは足りない?

五大栄養素以外で必要なもの

1. 水分

 体の約60%を占める必須要素。血液の流れや体温調節、老廃物の排出に不可欠。

2. 食物繊維

 腸内環境を整える役割があり、消化吸収を助けるだけでなく便秘予防や血糖値コントロールに効果的(野菜、果物、全粒穀物に豊富)。

3. ファイトケミカル(植物性化合物)

引用:「知られざる野菜の健康効果!野菜は7食で食べよう」

 ポリフェノールやカロテノイドは、抗酸化作用が強く、免疫機能の強化に役立つ(緑黄色野菜、果物、茶に豊富)。

4. オメガ3脂肪酸

 心血管の健康維持や脳機能の向上に必要(青魚、亜麻仁油、チアシードなどに豊富)。

5. プロバイオティクス(善玉菌)

 腸内細菌を整えるために必要な生きた善玉菌(ヨーグルト、発酵食品に豊富)。

発酵食品の力

味噌や麹を使った発酵食品は、日本の食卓に欠かせない存在です。腸内環境を整え、免疫力の向上に寄与します。特に味噌(大豆由来)や麹を使った日本酒や糠漬けは、昔からの知恵の賜物です。

サプリより自然の食材が良い理由

1. 栄養素のバランスが良い
 自然の食材には、単体の栄養素だけでなく、他のビタミン、ミネラル、酵素などが複合的に含まれている。これらが相互作用することで吸収効率が上がり、体に良い影響を与える。

2. 過剰摂取のリスクが低い
 サプリは成分が濃縮されているため、知らず知らずに必要以上に摂取しやすい。一方で自然の食材はそのリスクが少ない。

3. 生体利用率が高い
 自然な形の栄養素は、人間の体が効率よく吸収しやすいように構成されている(例:鉄分はほうれん草などに含まれる「非ヘム鉄」より、肉に含まれる「ヘム鉄」のほうが吸収されやすい)。

4. 添加物の心配がない
 サプリメントには時に保存料や着色料が含まれていることがある。一方、自然の食材は余計な化学物質がないため、安心して摂取できる。

5. 多彩な風味と満足感
 食材を摂ることで、食べる楽しみや咀嚼による満足感が得られる。また、咀嚼は消化を助ける唾液分泌を促す。

栄養素とまた違うベクトル

“腹八分目” と “よく噛んで食べる”

食事の基本は、「腹八分目」

食事量を調整し、効率よく栄養を摂取する知恵に基づいています。

また、よく噛んで唾液を出すことは、消化を助け、胃腸に負担をかけません。

ミトコンドリアを活性化する食事

ミトコンドリアは食物をエネルギーに変換する装置。

ミトコンドリアは、
細胞内に存在する小器官(オルガネラ)で、細胞の生命活動に必要なエネルギーを生成する役割を担っています

日本の食文化とバランスの妙

1. 「まごはやさしい」の基本

「まごはやさしい」は、バランス良い食事を意識するための合言葉です。日本食の特徴である低脂肪・高栄養食を体現しています。

2. 日本という地形がもたらす豊かさ

日本は四方を海に囲まれ、魚介類が豊富。また、山が多く、山菜や果物にも恵まれています。この地形が日本人の食生活を支え、多様性を生んできました。

3. 食事と体の構造のつながり

栄養は全身に影響を及ぼします。例えば、髪や爪はタンパク質の摂取状況に直結し、肌の調子は脂質やビタミンの状態を反映します。

また、エネルギー不足は疲労感や集中力の低下を引き起こし、長期的には健康問題へとつながる可能性があります。

「医食同源」という言葉が示すように、食事はただの栄養摂取ではなく、体のバランスを整え、病気を予防する“薬”でもあります。たとえば、発酵食品は腸内環境を整えるだけでなく、免疫力を高め、病気の予防にも寄与します。古来より、味噌汁を毎日飲む日本の食卓はまさに医食同源の実践そのものでした。

おわりに

「まごはやさしい」を意識しつつ、五大栄養素と日本の知恵を活かした食生活を取り入れることで、健康を維持し、豊かな人生を送ることができます。あなたの食卓にも、発酵食品や季節の食材を取り入れ、日本の食文化を楽しみましょう。

食事は薬以上の力を持ち、「医食同源」の考え方に立ち戻れば、日々の食卓が未来の健康をつくる原点であることに気づかされます。

以上参考になりましたら幸いです。

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

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