漢方  × [気、血、水]

漢方 医学
大人になっても知りたがり
知識を『まったり探求』している
タクヤの備忘録です。

今回は『漢方』について、調べてみました。

奥さんと妊活中に色々調べてみて

漢方の薬局に行った際に、薬局の先生とお話した事がきっかけです。(*´ω`*)

ではでは 本題

クラシエHPより

中医学(漢方)の考えでは、人間の身体には『気、血、水』が巡っています。

この3つのバランスが悪くなると私たちのカラダには、さまざまなトラブルが出やすくなると考えられています。

先程の気・血・水に

『滞』『虚』の2つを掛け合わせた状態で観ます。

『滞』×『虚』とは

・『滞』...順調に流れない状態。

『滞』の原因は外側からの刺激によっての不調。停滞、滞留

・『虚』...不足している状態。

『虚』の原因は内側に必要なものが不足し、機能が低下していること。

(気滞、気虚)(瘀血、血虚)  (水滞、陰虚)

の6つに分けて、体質ごとにトラブルの原因をさぐります。

6つの体質

  • 『気滞』の特徴 … 気持ちの浮き沈み、梅核気(梅の種がのどに詰まった感覚)、胸や胃の張り(膨満感、ゲップやおなら)
  • 『気虚』の特徴 … 体力の低下、慢性的な疲労感、めまい、手足の冷え、免疫力の低下(風邪、アレルギー)、眠気、声が小さい、胃腸機能低下、食欲不振
  • 『瘀血』の特徴 … 皮膚トラブル(しみ、くま、ニキビ、肌荒れ、あざ)、肩こり、関節痛、頭痛
  • 『血虚』の特徴 … 肌の蒼白(艶がない)、貧血、めまい、心悸亢進(心拍数の増加)、月経不順、抜け毛、白髪、不眠、目のカスミ、痩せ型
  • 『水滞』の特徴 … むくみ、軟便、下痢、腹部の膨満感、ぽっちゃり体型、にきび、吹き出物、冷え、尿量の減少、頭帽感(小さい帽子を被った様な締付け)、メニエール病、汗かき
  • 『陰虚』の特徴 … のぼせ、火照り、夜間の多汗、乾燥肌、口の渇き、目の渇き、乾咳(喉の渇き)、立ちくらみ、便秘、痩せ型

五臓六腑と気血水の関係

「五臓」とは

【肝・心・脾・肺・腎】のこと

『体内、血と水、腹、下体部』をつかさどる。

人が生きるために必要な気血水を生成し、貯蔵する事が役割。

「六腑」とは

【胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦】のこと

『体表、気、背、上体部』をつかさどる。
食べものを消化し受け入れ、運び、残ったかすを排泄する事が役目。
※ 三焦とは、
"気と水"の通り道だと考えられています。

6つの体質の 対策

気滞

:気の流れが滞り、身体の不調を引き起こす状態。ストレスや不規則な食事、運動不足が原因となることが多いです。

(※注意) 過食、過度な運動。

(対策)リラックスする時間を作り、規則正しい生活を心がけることが重要です。

関連する臓器は肝臓です。

気虚

:気の不足による体力の低下や疲れやすさを特徴とする状態

(対策)バランスの取れた食事や適度な運動、良質な睡眠。

(※注意)過労、長い時間の運動、ダイエット、冷たい飲食。

関連する臓器は脾臓です。

瘀血

:血液の循環が滞り、血の凝結が起こる状態。

(対策)運動不足や外傷が原因となることがあります。適度な運動や血行促進の食材を摂取することで改善が期待できます。

(※注意)過度な運動や重い物の持ち運び。血流を阻害する冷えや圧迫を与えないこと、タバコやアルコールの過剰摂取をしないこと。

関連する臓器は心臓です。

血虚

:血液の量が不足している状態。貧血やめまいなどが見られます。

(対策)鉄分やビタミンB12を含む食品を摂る、血流を促す運動を行うことが必要です

(※注意)過度の負担や無理なダイエット。

関連する臓器はです。

水滞

:体内に余分な水分がたまる状態。

(対策)塩分摂取を控え、適度な運動や利尿作用のある食材を摂ることで改善します。

関連する臓器は腎臓です。

陰虚

:体内の水(津液)のエネルギー不足。ストレスや食生活の乱れが原因

規則正しい生活や食事、睡眠、ストレス解消を心掛けることが対策となります。

(※注意)過度のストレス。不規則な生活。香辛料や刺激物。長風呂、サウナなど汗のかくこと全般。

関連する臓器は肝臓と腎臓の連携です。

【まとめ】

中医学の視点では、体のバランスを保つために気、血、水の状態が重要です。

気滞、気虚、瘀血、血虚、水滞、陰虚などの異常が健康問題の原因になります。漢方はこれらの状態を整える伝統的な治療法です。

気滞を緩和するにはストレスを減らし、気虚にはバランスの取れた食事と運動が大切です。瘀血には血行促進が効果的であり、血虚には栄養豊富な食品を摂取します。水滞を解消するには運動と利尿作用のある食材が有効であり、陰虚にはストレス解消と規則正しい生活を心掛けます。

自分自身の慢性的な体調不良だったり、昔からの体質に ピンッときたら

一度 調べてみて、改善に取り組んでもいいかもしれませんね。

以上参考になりましたら幸いです。

また どこかでお目にかかりましょう。

𝑰 𝒉𝒐𝒑𝒆 𝒕𝒐 𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸

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